CO2削減ポテンシャル診断事業
(特別養護老人ホーム矢掛荘様)
本事業では、特別養護老人ホーム矢掛荘において、CO2削減ポテンシャル診断推進事業の診断事業者としてCO2削減ポテンシャル診断を行いました。
こちらの施設では、照明のLED化や空調室内機のフィルター清掃などの省エネに積極的に取り組まれています。
しかし、本館は竣工から24年、新館は竣工から15年がそれぞれ経過しているため、設備の老朽化により設備効率が低下し、故障リスクが上昇している点が課題でした。
現地調査では、空調全体、給湯の一部が老朽化しており更新時期であることが分かりました。特に本館の広範囲を空調している吸収式冷温水発生機は、ファンコイル・配管の老朽化による故障リスクが高まっていました。
今回の診断では現地調査に基づき、吸収式冷温水発生機、パッケージエアコン、ルームエアコン、灯油ボイラーの更新の提案を行いました。
主な改善提案実施によるCO2削減効果(予測):約129t-CO2/年
事業年度:2020年度
エリア:岡山県小田郡矢掛町
契約先:社会福祉法人メルヘンドルフ福祉会