再エネ

平成23年度スマートコミュニティ構想普及支援事業

【概要】
 備前市は、循環型社会を目指し、一般廃棄物の「9種23分別」、エネルギーの「地産地消」を推進しています。産業地帯、漁業地域、中山間地が合併した市であり、地域毎の様々な特徴を活かした地域のエネルギーの地産地消を進めるのが備前市スマートコミュニティの目的です。
 備前市は典型的な瀬戸内海式気候であり、また山間が多く平地が少ないため、豊富な日射を活用するためには、ため池の水面などの未活用地の利用が重要となります。本調査では、備前市西部エリア最大のため池において、フロート式メガソーラーの導入可能性の検討を進めます。また、蓄電システムを分散導入することで、電力の需給バランスの変動を抑えながら、防災にも活用できるシステムの検討を進めます。
 スマートコミュニティの実現には地域の力が必要です。備前市の場合、地域のエネルギーの効率的活用、地産地消には、木質バイオマスエネルギーの活用が重要となります。薪の活用は、地域の山林の整備にも繋がります。薪ストーブなどの薪利用機器の経済性は低いですが、地域を守る意識や新たなライフスタイルを築き上げる中で、経済性を超えて地域エネルギー利用を推進していくことに意義があると思われます。

【目次】
第1章 はじめに
第2章 調査の経緯と目的
第3章 備前市西部エリアにおいてのエネルギー需要量調査及び現状分析
第4章 備前市西部エリアにおける再生可能エネルギーの導入可能性調査
第5章 再生可能エネルギーの効率的利用に関する調査
第6章 スマートコミュニティに対する意識・需要調査
第7章 備前市西部エリア スマートコミュニティの全体システム
第8章 参考資料

事業年度:2011年度

エリア:備前市

契約先:備前市

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