最適容量の高効率のマルチエアコンを導入し、省エネ、省コストを追求する

介護老人保健施設　すこやか苑では、空調と照明に着目し省エネを推進しました。
空調では、空調負荷計算を行い、最適空調が現在より低い空調能力で達成可能なことが分かりました。この空調計算を元に、最高効率のマルチエアコン導入設計を行い、省エネ性を高めるばかりでなく、導入費用も抑えました。
照明では、24時間点灯している誘導灯の省エネを行いました。誘導灯を省エネ型コンパクト誘導灯に更新し、これまでよりその電力使用量を75％削減しました。また、誘導灯の蛍光管の寿命も10倍に延び、保守費も削減されました。更に、デマンドモニターを設置し、デマンドを監視して、電気の基本使用料の削減を図ります。また、詳細な電気の使用状況を把握・分析して、更なる省エネを目指します。
これら機器導入により、すこやか苑では、電気使用量を約6％減らし、エネルギーにかかる費用を約7％削減します。