CO2削減ポテンシャル診断事業
(養護老人ホーム藤見苑様)
本事業では、和気町にある養護老人ホーム藤見苑において、CO2削減ポテンシャル診断推進事業の診断事業者としてCO2削減ポテンシャル診断を行いました。
こちらの施設では、照明の間引きや不要箇所の空調停止など、省エネに積極的に取り組まれています。
一方で、竣工から20年経過しているため、設備の老朽化や効率低下が避けられなくなっていました。現場調査により、給湯器や空調機器が老朽化しており更新時期であること、既存の照明器具が蛍光灯であることなどが分かりました。また、使用頻度が低い喫茶室の製氷機と冷蔵庫が常時稼働しており、待機電力を多く消費してしまっていることも判明しました。
今回の診断では、経年劣化していた空調設備の高効率パッケージエアコンへの更新や、LED照明の導入などの提案を行いました。また、運用改善として、喫茶室の製氷機と冷蔵庫の不要時停止も提案しました。
主な改善提案実施によるCO2削減効果(予測):約51t-CO2/年
事業年度:2020年度
エリア:岡山県和気町
契約先:和気老人ホーム組合